家づくりのはじめの一歩≫≫≫資料請求

【上棟差し入れ】迷ったらコレ!大工さんに人気&困るものリスト徹底解説

※この記事にはスポンサー広告が含まれます。

  • 上棟式の差し入れ、何を選べばいいのか迷う。
  • どんなものが喜ばれるの?逆に失礼にあたるものは何なの?
  • 季節によって、おすすめの差し入れは変わるの?

今回は、そんな悩みをお持ちのあなたに向けて、上棟差し入れについて詳しく解説していきます。

結論から言うと、上棟差し入れは、感謝の気持ちを伝えるためのものですから、形式にとらわれすぎる必要はありません。無理のない範囲で、相手に喜んでもらえるものを選ぶことが大切です。

なぜなら、大工さんや職人さんたちは、施主の気持ちがこもった差し入れであれば、どんなものでも喜んでくれるからです。

「でも、本当に喜んでもらえるか不安…」という方もいるかもしれません。

たしかに、好みや状況によって、喜ばれるもの、困るものは異なります。 しかし、事前にハウスメーカーや工務店の担当者に確認したり、この記事で紹介するポイントを参考にしたりすることで、安心して差し入れを選ぶことができます。

この記事では、上棟差し入れの基礎知識から、喜ばれる差し入れの選び方避けるべき差し入れ渡し方やマナーまで、具体的な例を挙げながら、わかりやすく解説していきます。

上棟は、家づくりにおける一大イベント。
この記事を参考に、感謝の気持ちを込めて、大工さんや職人さんたちと、気持ちの良いスタートを切りましょう!

あわせて読みたい
もくじ

【上棟差し入れ】選ぶ前に!知っておきたい基礎知識

  • 上棟式は減少傾向?現代の大工さんと施主の関係性
  • 差し入れは感謝の気持ち!無理のない範囲でOK
  • ハウスメーカー・工務店によってルールが違う?事前に確認を!
  • 上棟当日の流れを把握!ベストなタイミングを選ぼう!
  • 人数把握は必須!不足すると失礼にあたることも…
  • 気持ちは嬉しいけど…もらって困る差し入れとは?

上棟式は減少傾向?現代の大工さんと施主の関係性

一昔前までは、上棟時に「上棟式」を行うのが一般的でした。

上棟式とは、棟上げが無事完了したことを祝い、工事の安全を祈願する儀式のことです。施主と大工さん、職人さんたちが一緒に食事を囲み、親睦を深める場でもありました。

しかし、近年では共働き世帯の増加や、ハウスメーカーの工期短縮などにより、上棟式を行うケースは減ってきています。

昔の上棟式現代の上棟式
開催頻度頻繁に行われていたほとんど行われない
参加者親族や近隣住民も参加施主とごく一部の関係者のみ
目的工事の安全祈願、親睦を深める工事の進捗確認、感謝を伝える

現代では、上棟式に代わって、施主が現場を訪れ、差し入れを渡すことで感謝の気持ちを伝えることが主流となっています。

また、昔に比べて、大工さんと施主の関係性は、よりドライなものになってきていると言えるでしょう。

これは、必ずしも悪いことではありません。お互いにプロ意識を持ち、それぞれの役割をしっかりと果たすことで、よりスムーズに家づくりを進めることができます。

しかし、だからといって、大工さんや職人さんへの感謝の気持ちを忘れてはいけないでしょう。

その夢を形にしてくれる大工さんや職人さんへの感謝の気持ちを、上棟時の差し入れを通して伝えることは、とても素敵なことではないでしょうか。

差し入れは感謝の気持ち!無理のない範囲でOK

上棟時の差し入れは、大工さんや職人さんへの感謝の気持ちを表す行為です。 必ずしも高価なものを用意したり、無理をして負担を感じたりする必要はありません。

大切なのは、感謝の気持ちを込めて、相手に喜んでもらえるものを選ぶことです。

  • 無理のない範囲でOK: 予算や時間に余裕がない場合は、無理せず、気持ち程度の差し入れでも大丈夫です。
  • 気持ちが一番大切: 高価なものでなくても、感謝の気持ちが伝われば、相手は喜んでくれます。
  • 事前に相談する: 予算や内容に迷う場合は、ハウスメーカーや工務店の担当者に相談してみるのも良いでしょう。

上棟は、家づくりにおける一大イベントです。 気持ちの良いコミュニケーションを取りながら、素敵な家づくりを進めていきましょう。

ハウスメーカー・工務店によってルールが違う?事前に確認を!

上棟式における差し入れは、感謝の気持ちを表す行為ですが、そのルールや慣習はハウスメーカーや工務店によって大きく異なる場合があります。

事前に確認しておかないと、せっかくの善意が迷惑になってしまう可能性も。スムーズに、そして気持ちよく上棟式を進めるためにも、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

確認すべきポイント

  1. 差し入れはOK?: ハウスメーカーや工務店によっては、差し入れ自体を断っている場合があります。理由としては、
    • 工期の短縮: 差し入れの受け渡しや休憩時間の延長を避けることで、工期を厳守したいという考えがあります。
    • トラブル防止: 特定の施主からの高価な差し入れを受け取ることによる、他の施主との不公平感やトラブルを避けるためです。
    • 施主との関係性: 過度な気遣いを避け、対等な立場で家づくりを進めたいという考えがあります。
  2. ご祝儀はOK?: 差し入れはOKでも、金銭的なご祝儀はNGとするハウスメーカーや工務店も多いです。上記と同様の理由に加え、
    • 金銭授受の透明性: 金銭の授受を明確化し、不正や誤解を招かないようにするためです。
  3. 品物に関する指定: 持ち込み可能な品物や、逆に持ち込みNGな品物について、具体的なルールがある場合があります。
    • 衛生面: 手作りのお菓子や生ものは、衛生管理の観点からNGとされるケースがあります。
    • アルコール: 作業中の飲酒を禁止している場合、アルコール類はNGとなります。
  4. 数量や金額の目安: 差し入れの量や金額について、目安や上限を設けている場合があります。
  5. 渡すタイミング: 作業の邪魔にならないよう、差し入れを渡す適切なタイミングについて確認しておきましょう。

確認方法
これらの情報は、契約書類に記載されている場合もありますが、不明な点は、遠慮なく担当者に直接問い合わせるのが一番確実です。

上棟当日の流れを把握!ベストなタイミングを選ぼう!

上棟当日は、大工さんや職人さんたちが朝から夕方まで、家の骨組みを組み立てる作業を行います。 差し入れを渡す際には、作業の邪魔にならないよう、適切なタイミングを見計らうことが重要です。

一般的な上棟当日の流れと、差し入れを渡すのに最適なタイミングは以下の通りです。

上棟当日の流れ(例)

時間帯内容差し入れを渡すタイミング
7:30〜8:00集合・朝礼
8:00〜10:00作業開始
10:00〜10:30午前休憩◎ 飲み物・お菓子などを渡す
10:30〜12:00作業
12:00〜13:00昼休憩◎ お弁当・飲み物を渡す
13:00〜15:00作業
15:00〜15:30午後休憩◎ 飲み物・お菓子などを渡す
15:30〜17:00作業
17:00〜17:30終礼・解散◎ 持ち帰り用の手土産を渡す

差し入れを渡す際には、いくつかの注意点があります。

まず、上棟当日のスケジュールや差し入れを渡すタイミングについては、事前にハウスメーカーや工務店の担当者に確認しておきましょう。作業中は、危険な作業も行われているため、差し入れを渡す際は、声をかけずに、邪魔にならない場所に置くのがマナーです。

また、休憩時間ぴったりに渡せるように、休憩時間の少し前に現場に到着しておくようにしましょう。

人数把握は必須!不足すると失礼にあたることも…

上棟当日は、多くの職人さんが集まって作業を行います。 差し入れを渡す際には、人数を把握しておくことが重要です。人数が足りないと、せっかくの差し入れが全員に行き渡らず、失礼な印象を与えてしまう可能性があります。

正確な人数を把握するには?

  • ハウスメーカー・工務店に確認:
    上棟当日に作業する人数は、ハウスメーカーや工務店の担当者に確認するのが最も確実です。
    事前に連絡して、大工さんや職人さんを含めた人数を聞いておきましょう。
  • 余裕を持った準備:
    人数が確定できない場合や、急な追加がある場合も想定し、少し多めに用意しておくと安心です。
    特に、飲み物や個包装のお菓子などは、多めに用意しておいても問題ありません。
  • 持ち帰りやすいものを選ぶ:
    余った場合に持ち帰りやすいものを選ぶことも大切です。
    個包装のお菓子やペットボトル飲料などは、持ち帰りやすく、大工さんたちも気兼ねなく受け取ることができます。

お弁当を差し入れする場合は、特に人数確認が重要です。作業で疲れている大工さんにとって、昼食は貴重なエネルギー補給の時間です。

全員に行き渡るよう、正確な人数分の弁当を手配しましょう。

気持ちは嬉しいけど…もらって困る差し入れとは?

大工さんたちは、施主の感謝の気持ちは嬉しいものの、もらうと困ってしまう差し入れもあるようです。せっかくの好意を無駄にしないためにも、以下の「困る差し入れ」リストを参考に、喜ばれる差し入れ選びを心がけましょう。

【大工さんが困る差し入れリスト】

カテゴリー具体的な例理由
口の中の水分がなくなるものカステラ、どら焼き、羊羹、まんじゅう、チョコレート、クッキーなど粉っぽく、口の中の水分が奪われるため、喉が渇きやすく、作業中に食べにくい。
すぐに食べないといけないものアイス、プリン、ゼリーなど作業が中断してしまう、溶けてしまう、持ち運びにくいなどの理由で、受け取りにくい。
腐りやすいもの手作りのお弁当、生菓子、カットフルーツ、生ものなど食中毒のリスクや、保存方法に困るため、避けるべき。
高価すぎるもの高級なお酒、ブランド菓子など恐縮してしまう、お返しに気を遣ってしまうため、避けた方が無難。
好みが分かれるもの辛いもの、酸っぱいもの、クセの強いものなど好き嫌いが分かれるものは、避けるのがベター。
量が多すぎるもの大量の飲み物、お菓子、お弁当など食べきれない、保管場所に困る、処分に困るなどの理由で、負担になる。

上記以外にも、個々の職人さんの好みや現場の状況によって、困る差し入れは異なります。 不安な場合は、事前にハウスメーカーや工務店の担当者に相談してみるのも良いでしょう。

あわせて読みたい

大工さんがもらって嬉しいおすすめの上棟差し入れ3選

  • おすすめ①:季節に合わせた冷たい飲み物でリフレッシュ!
  • おすすめ②: 個包装のお菓子は休憩時間にぴったり!
  • おすすめ③: 暑い日も寒い日も!現場で嬉しい気遣いグッズ

おすすめ①:季節に合わせた冷たい飲み物でリフレッシュ!

上棟日は、大工さんたちが屋外で長時間、体力を使う作業を行います。 そんな彼らにとって、季節に合わせた冷たい飲み物は、まさにオアシス! 感謝の気持ちとともに、リフレッシュできる飲み物を差し入れましょう。

【季節別】おすすめドリンク

季節おすすめドリンクポイント
– スポーツドリンク
– 麦茶
– 炭酸飲料
– 冷たいお茶(緑茶、烏龍茶など)
– 水分と塩分を補給できるスポーツドリンクは、熱中症対策に必須。
– 麦茶はカフェインレスで、ゴクゴク飲めるのが嬉しい。
– 炭酸飲料は、気分転換に最適! コーラやサイダーなどが人気です。
– 定番の冷たいお茶は、複数種類用意すると、より喜ばれます。
– 温かいコーヒー
– 温かいお茶
– ココア
– 冷えた体を温める温かい飲み物は、冬場に大人気!
– 缶コーヒーは手軽で便利。
– ペットボトルのお茶も、温かいお湯と一緒に用意すれば、喜ばれます。
– 甘いココアは、疲れた体に染み渡ります。
春秋– 上記に加え、ジュース類もおすすめ– オレンジジュースやアップルジュースなど、果物系のジュースも人気です。
– 野菜ジュースを用意するのも良いでしょう。

飲み物を渡す際のプラスαポイント

  • 500mlのペットボトル飲料: 持ち運びやすく、飲みきりサイズなのでおすすめです。
  • クーラーボックス: 夏場は、氷を入れたクーラーボックスで冷やしておくと、より喜ばれます。
  • ラベルレス: ゴミを減らせるラベルレス飲料を選ぶのも、環境への配慮として好印象です。

おすすめ②: 個包装のお菓子は休憩時間にぴったり!

休憩時間には、個包装のお菓子が最適です。 手を汚さずに食べられるので、作業を中断することなく、手軽にリフレッシュできます。

【おすすめ】個包装お菓子

  • クッキー: 定番の美味しさ! チョコチップやナッツなど、色々な種類を用意すると◎
  • せんべい: 塩気のあるせんべいは、甘すぎるものが苦手な方にもおすすめです。 個包装のあられやおかきも人気です。
  • チョコレート: 甘いものが好きな方に喜ばれます。
  • グミや飴: 小腹が空いた時や、気分転換にぴったり。

お菓子を選ぶポイント

  • 小分け包装: 個包装になっているものが、衛生的でシェアしやすくおすすめです。
  • バラエティ: 甘いもの、しょっぱいものなど、色々な種類を混ぜると、より楽しめます。
  • 季節: 夏場は、チョコレートなど溶けやすいものは避けた方が良いでしょう。

おすすめ③: 暑い日も寒い日も!現場で嬉しい気遣いグッズ

飲み物やお菓子に加えて、現場で役立つ気遣いグッズを差し入れれば、 「気が利く!」と喜ばれること間違いなし!

【シーン別】おすすめグッズ

シーンおすすめグッズポイント
暑い日– 冷却シート
– 塩飴、経口補水液
– タオル
– 冷たいおしぼり
– 制汗スプレー、日焼け止め
– 熱中症対策は必須! 冷却シートや塩飴で、しっかりと体調管理をサポートしましょう。
– 汗を拭くタオルや、さっぱりできる冷たいおしぼりも喜ばれます。
– 制汗スプレーや日焼け止めなども、あると便利です。
寒い日– カイロ
– 温かいおしぼり
– 使い捨て手袋
– 貼るカイロやポケットカイロなど、様々な種類があります。
– 冷えた手を温める温かいおしぼりも、嬉しい気遣いです。
– 冬場の作業には、使い捨て手袋もあると便利です。

気遣いグッズを選ぶポイント

  • 作業環境: 屋外作業なのか、屋内作業なのか、天候や気温などを考慮して選びましょう。
  • 安全性: 作業の邪魔になったり、危険を招いたりするものは避けましょう。

要注意!避けるべき差し入れと感謝の気持ちを伝える渡し方

  • 夏場にNG!腐りやすい&口の中の水分がなくなるお菓子
  • 手作りのお弁当やお菓子は避けて
  • 量が多すぎると困ることも…
  • 差し入れを渡すタイミングは休憩時間や作業終了後がベスト
  • のしやメッセージカードは必要?感謝の気持ちを添えて
  • ご祝儀を渡す場合:金額相場や渡す相手、最近の風潮をチェック
  • やっておきたい近隣住民への挨拶!良好な関係を築くために

夏場にNG!腐りやすい&口の中の水分がなくなるお菓子

夏場の差し入れで特に注意したいのが、高温多湿の環境下で腐りやすいもの、そして、口の中の水分を奪ってしまうお菓子です。 大工さんたちは、暑い中、体力仕事に従事しています。

そんな状況下で、食中毒のリスクを高めたり、喉の渇きを悪化させたりするような差し入れは避けなければなりません。

【夏場に避けるべきお菓子】

種類具体的な例理由
腐りやすいお菓子生菓子、手作りのお菓子、クリーム系の菓子パン、カットフルーツなど高温多湿の環境下では、細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが高まります。
口の中の水分がなくなるお菓子カステラ、どら焼き、羊羹、まんじゅう、クッキー、せんべいなど粉っぽく、口の中の水分を奪われるため、喉が渇きやすくなります。 作業中に食べにくく、集中力を妨げる可能性も。
溶けやすいお菓子チョコレート、マシュマロ、キャラメルなど高温で溶けてしまい、形が崩れたり、手や服が汚れてしまう可能性があります。

夏場でも、個包装のゼリーは冷やして食べるとさっぱりとして喜ばれます。 また、凍らせたグミは冷たくて食べやすく、暑い時期にぴったりです。 塩分補給ができる塩飴も、熱中症対策としておすすめです。

夏場の差し入れを選ぶ上でのポイント

  • 常温保存可能なもの: 高温でも品質が劣化しにくいものを選びましょう。
  • 個包装: 衛生面を考慮し、個包装になっているものがおすすめです。
  • さっぱりとしたもの: 口の中がさっぱりするような、爽やかな味わいのものが喜ばれます。

手作りのお弁当やお菓子は避けて

「心を込めて手作りのお弁当やお菓子を…」という気持ちは大変素晴らしいですが、上棟式の差し入れとしては、避けた方が無難です。

手作り差し入れを避けるべき理由

  • 衛生面への不安:
    手作りした食品は、衛生管理が難しく、食中毒のリスクが懸念されます。
    特に夏場は、気温が高く、食品が腐敗しやすい環境であるため、注意が必要です。
    プロが作ったものであれば、衛生管理が徹底されているため、安心感があります。
  • 好みが分かれる:
    手作りのお弁当やお菓子は、どうしても作り手の好みが反映されてしまいます。
    大工さん全員の好みを把握することは難しいため、市販品の方が無難です。
  • 時間的・経済的負担:
    手作りは、材料の買い出しから調理、包装まで、多くの時間と手間がかかります。
    市販品であれば、手軽に購入できるため、時間と労力を節約できます。
  • 相手に気を遣わせてしまう:
    手作りを受け取った大工さんたちは、お返しに気を遣ってしまうかもしれません。
    気兼ねなく受け取ってもらえるよう、市販品を選ぶのがおすすめです。

「手作りじゃないと気持ちが伝わらないのでは…」と不安に思うかもしれませんが、そんなことはありません。感謝の気持ちを込めた言葉と、市販の差し入れで、十分に気持ちは伝わります。

量が多すぎると困ることも…

「たくさん差し入れすれば喜んでもらえるはず!」 と、ついつい量を多く用意してしまいがちですが、実は、多すぎる差し入れは、大工さんたちにとって負担になってしまうこともあるんです。

なぜ、多すぎる差し入れは困るのか?

  • 保管場所の確保:
    建設現場は、限られたスペースで作業が行われています。
    大量の差し入れがあると、保管場所に困ってしまう可能性があります。
  • 持ち帰りの負担:
    大工さんたちは、作業終了後に車で帰宅する人がほとんどです。
    持ち帰れないほどの量の差し入れは、処分に困ってしまいます。
  • 消費期限:
    大量の差し入れは、消費期限内に食べきれない可能性があります。
    せっかくの差し入れが無駄になってしまうのは、もったいないですよね。

差し入れを選ぶ際には、感謝の気持ちはもちろんですが、適切な量を選ぶことも大切です。飲み物であれば、一人あたり1〜2本程度を目安にしましょう。色々な種類を飲めるように、複数種類用意する場合は、1種類あたりの本数を減らしても良いかもしれません。

お菓子は、一人あたり3〜5個程度を目安に、小分け袋に詰め合わせたり、箱ごと渡したりすると良いでしょう。お弁当の場合は、人数分を正確に手配し、余った場合は持ち帰りやすいように個別に包装しておくと、大工さんへの心遣いが伝わります。

感謝の気持ちは、差し入れの量ではなく、相手の状況を考えた適切な選択で伝わります。「多ければ多いほど良い」というわけではありません。相手への気遣いを忘れずに、適切な量を選びましょう。

差し入れを渡すタイミングは休憩時間や作業終了後がベスト

上棟日に差し入れを渡す際には、大工さんたちの作業を妨げないよう、タイミングに配慮することが重要です。 せっかくの差し入れも、タイミングを間違えると、迷惑になってしまうことも。

ベストなタイミング

  1. 休憩時間: 午前・午後・昼休憩など、大工さんたちが一息ついているタイミングで渡すのがベストです。
    • 作業の手を止めさせることなく、スムーズに受け取ってもらえます。
    • 冷たい飲み物や温かい飲み物も、適切な温度で提供できます。
  2. 作業終了後: 作業が全て終わった後、解散前に渡すのも良いタイミングです。
    • 持ち帰り用の手土産などは、このタイミングで渡すと、持ち運びにも便利です。
    • 一日の労をねぎらう言葉を添えながら、感謝の気持ちを伝えましょう。

避けるべきタイミング

  • 作業中: 作業中に差し入れを渡すのは、大変危険です。
    • 大工さんたちの集中力が途切れ、事故に繋がる可能性もあります。
    • 作業の邪魔になり、工期が遅れてしまう可能性もあります。

上棟当日のスケジュールや、差し入れを渡すのに適切なタイミングは、事前にハウスメーカーや工務店の担当者に確認しておきましょう。

また、差し入れを渡す際には、笑顔で「お疲れ様です」「ありがとうございます」など、感謝の言葉を添えることも忘れずに。相手への気遣いと感謝の気持ちが伝われば、きっと喜んでもらえます。

のしやメッセージカードは必要?感謝の気持ちを添えて

上棟式の差し入れに、のしやメッセージカードは必要なのでしょうか? 結論から言うと、必須ではありません。しかし、感謝の気持ちをより丁寧に伝えたい場合は、添えることをおすすめします。

のし

  • 水引: 紅白の蝶結び(花結び)を選びましょう。蝶結びは、何度でも結び直せることから、何度あっても良いお祝い事に使われます。
  • 表書き: 「上棟式 内祝」「上棟式 御礼」「上棟記念」などが一般的です。
  • 名入れ: 施主の名前を書きましょう。

メッセージカード

  • 感謝の気持ちを伝える: 「本日はありがとうございます」「これからよろしくお願いいたします」など、感謝の気持ちをストレートに伝えましょう。
  • ねぎらいの言葉: 「暑い中、お疲れ様です」「寒い中、ご苦労様です」など、労いの言葉を添えるのも良いでしょう。
  • 手書きで温かみをプラス: 印刷よりも、手書きの方が気持ちが伝わりやすいです。

のしやメッセージカードを用意するメリット

  • 丁寧な印象: 感謝の気持ちをより丁寧に伝えることができます。
  • 記念になる: 施主にとっても、大工さんにとっても、思い出に残る記念品になります。
  • コミュニケーションのきっかけ: メッセージカードをきっかけに、会話が弾むこともあります。

のしやメッセージカードは、あくまでも感謝の気持ちを表すためのものです。 無理に用意したり、形式にとらわれすぎたりする必要はありません。 気持ちが一番大切です。

ご祝儀を渡す場合:金額相場や渡す相手、最近の風潮をチェック

上棟式にまつわる慣習として「ご祝儀」がありますが、最近の風潮としては、必ずしも必要とされていませんむしろ、ハウスメーカーや工務店によっては、ご祝儀を受け取らない方針のところも増えています。

これは、金銭の授受に関するトラブルを避けたり、施主との関係性を対等に保ちたいという考え方が背景にあるようです。

ご祝儀を渡すかどうか迷う場合は、まず、ハウスメーカーや工務店の担当者に確認してみましょう。受け取ってもらえる場合でも、金額や渡す相手、タイミングなど、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

ご祝儀を渡す際のポイント

項目内容
確認ハウスメーカー・工務店にご祝儀の可否を確認する
金額相場棟梁:5,000円~3万円程度
職人:3,000円~1万円程度
渡す相手上棟に関わった人全員、もしくは棟梁のみ
渡し方全員に渡す場合は、個別に渡す
棟梁のみに渡す場合は、他の職人さんの手前、棟梁への手土産にこっそりと入れる
タイミング上棟式を行う場合は、式が終わった後
上棟式を行わない場合は、作業終了後など

ご祝儀は感謝の気持ちを表すものです。金額や渡す相手は、あくまでも目安として、それぞれの状況に応じて判断することが大切です。地域や関係性によっても異なる場合もあります。高額すぎると相手に気を遣わせてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

やっておきたい近隣住民への挨拶!良好な関係を築くために

上棟をきっかけに、近隣住民への挨拶をすることは、今後、良好な関係を築く上で非常に大切です。

近隣挨拶のメリット

  • 工事への理解:
    家づくりは、騒音や車両の出入りなど、何かと近隣に迷惑をかけてしまうもの。
    事前に挨拶しておくことで、工事への理解と協力を得やすくなります。
  • トラブル防止:
    挨拶なしに工事が始まると、近隣住民から苦情が出る可能性もあります。
    事前に挨拶しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
  • 安心・安全:
    顔見知りが増えることで、防犯意識が高まり、地域全体の安心・安全に繋がります。
    何か困ったことがあった時にも、助け合える関係性を築くことができます。

挨拶をする際には、訪問時間や服装、手土産など、基本的なマナーを守ることが大切です。

手土産は、タオルや洗剤などの日用品や、お菓子など、500円〜1,000円程度の軽いものが一般的です。また、せっかく挨拶する機会なのに、緊張して自分の名前を伝え忘れてしまうともあります。のしには「粗品」とし、表書きに自分の名前を忘れずに書きましょう。

近隣住民との良好な関係は、家づくりをスムーズに進める上でも、そして、入居後の生活においても、非常に重要です。 積極的にコミュニケーションを取り、気持ちの良いスタートを切りましょう。

【まとめ】上棟差し入れ迷ったらコレ!大工さんが喜ぶ&困るものリスト徹底解説

今回の記事をまとめてみました。

  • 上棟式の差し入れは、大工さんや職人さんへの感謝の気持ちを伝える良い機会である
  • 近年、上棟式は簡略化され、差し入れを渡すスタイルが主流となっている
  • 差し入れは無理のない範囲で、相手に喜んでもらえるものを選ぶことが重要である
  • ハウスメーカーや工務店によって、差し入れに関するルールが異なる場合があるので事前に確認が必要である
  • 上棟当日の流れを把握し、作業の邪魔にならないタイミングで差し入れを渡すことが大切である
  • 差し入れを選ぶ際には、人数を把握し、全員に行き渡るように準備することが重要である
  • 夏場は、腐りやすいものや口の中の水分がなくなるお菓子は避け、個包装のゼリーや凍らせたグミ、塩飴などがおすすめである
  • 手作りのお弁当やお菓子は、衛生面や好みの問題から、避けた方が無難である
  • 量が多すぎる差し入れは、保管場所や持ち帰りの負担になるため、適切な量を選ぶことが大切である
  • 差し入れを渡すタイミングは、休憩時間や作業終了後がベストである
  • のしやメッセージカードは必須ではないが、感謝の気持ちを丁寧に伝えたい場合は、添えることをおすすめする
  • ご祝儀を渡す場合は、ハウスメーカーや工務店の意向を確認し、金額相場や渡す相手、タイミングなどを考慮する必要がある
  • 近隣住民への挨拶は、良好な関係を築くために大切であり、上棟をきっかけに挨拶をすることをおすすめする

今回の記事では、上棟差し入れについて、知っておきたい基礎知識から、喜ばれる差し入れ、避けるべき差し入れ、渡し方やマナーまで、詳しく解説しました。

上棟は、家づくりにおける一大イベントです。 そして、上棟差し入れは、これから始まる家づくりを、大工さんや職人さんたちと気持ちよくスタートさせるための、大切なコミュニケーションツールでもあります。

「何を差し入れすれば喜ばれるんだろう?」「失礼にあたることはしたくない…」と、色々悩んでしまう方もいるかもしれません。
ですが、一番大切なのは、感謝の気持ちです。

今回の記事を参考に、相手への気遣いを忘れずに、心からの感謝の気持ちを込めた差し入れを選んでみてください。きっと、大工さんや職人さんたちも、喜んでくれるはずです。

そして、上棟日をきっかけに、家づくりに関わる人たちと、良い関係を築いていけるといいですね。これから始まる、夢のマイホーム作りが、素晴らしいものになることを、心より願っています!

あわせて読みたい
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


もくじ